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知らせ&ごあんない

2019年5月7日:下町ボブスレー公式サイトはこの度新規製作及び移転しました。今後は新規サイトで最新情報を更新します。いままで当サイトをご利用くださいましてありがとうございました!

2018年8月28日:情熱は訴訟ではなくソリ開発に注ぐ…下町ボブスレー再始動

2018年3月6日:「下町ボブスレー」とジャマイカは、なぜ笑顔で写真に収まったのか? | VICTORY

2018年3月5日:第38回シニアヨーロッパカップで5位

2018年3月5日:下町ボブスレーに関するネット情報は、どこまで本当か? 当事者に訊いた | VICTORY

2018年2月7日 : ジャマイカ連盟との交渉について

2018年1月20日 : 下町ボブスレー7号機滑走動画|Königssee BMW IBSFWorldCup2017/2018-Women’s Bobsleigh

2018年1月12日:2017/2018全日本ボブスレー選手権111.90.108.176 (1)

2018年1月7日 : 全日本ボブスレー選手権大会で下町ボブスレー5号機を使用した三上・瀬間チームが男子2人乗りで優勝しました。下町ボブスレーとしては男子優勝は初です。2号機は竹脇・徳永チームに、3号機は安本・大月チームに使用され計3台出場しました。111.90.108.176 (1)

下町ボブスレーの挑戦 ジャマイカ代表とかなえる夢 発売中111.90.108.176 (1)

NHK出版「下町ボブスレー世界へ、終わりなき挑戦」発売中111.90.108.176 (1)

下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録-奥山睦著

下町ボブスレー 東京・大田区、町工場の挑戦 細貝淳一著 発売中

子ども用大型本図鑑 下町ボブスレーの挑戦 (町工場の底力)

町ボブスレー2017応援キャンペーンPR動画

町ボブスレーネットワークプロジェクトとは

ボブスレーは冬季五輪の競技種目であり、欧米では伝統と人気のあるスポーツです。欧米の強豪国では企業や国が総力を挙げて開発したソリで勝負を競っています。近年アメリカ代表のソリ開発はBMWが支援し、イタリア代表はフェラーリが協力しています。

下町ボブスレーは大田区の小さな町工場が中心となり、連携し、力を結集することで世界のトップレベルへ挑戦する日本製のソリを作り、産業のまち大田区のモノづくりの力を世界に発信しようというプロジェクトです。2017年4月時点では、これまで9台のボブスレーが作られ、国内外のコースで走行しています。

のづくり大田区の底力と心意気で世界へ挑戦。

2016年1月にジャマイカボブスレー連盟による採用が決定しました。現在は2018年ピョンチャン冬季五輪での上位入賞を目指し、より速いボブスレーを作るため地道な開発作業に取り組んでいます。

延べ100社以上大田区の町工場が無償で協力してシャーシを製作。ボディはCFRPを専門として様々な設計・開発している東レ・カーボンマジック株式会社が担当。空力解析は株式会社ソフトウエアクレイドル、東京大学がランナーの設計・開発をする等、協働関係でボブスレー2人乗りソリの開発で試行錯誤を重ね、プロジェクトを推進しています。ボブスレー競技に付帯する什器や器具、運用するためのコンテナ製作なども積極的に挑戦しています。

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ブスレー競技について

下町ボブスレー初試走

ボブスレーは氷を張ったコースを滑走しタイムを競い、氷上のF1と称されるほどスピード感やスリルや迫力のある競技です。最高速度は2人乗り競技でコースによっては140km/hを超え、加速した状態で氷の壁をソリが真横になり滑走すると4G以上かかることもあるので選手の負担も激しいです。その差は0.01秒で順位に差がつくこともあります。

歴史は古く、第1回の冬季五輪大会から続いています。2018年には第23回韓国ピョンチャン五輪が開催されます。日本代表チームが初めてオリンピックに出場したのは1972年の第11回札幌大会。この時の2人乗り競技で15位が日本の最高記録となっています。

下町ボブスレープッシュブスレーの特徴

前にはパイロット。後ろにはブレーカー。この2人で静止しているソリを氷上で押しながらダッシュしてソリを加速します。2人乗り競技では氷上で約180kgのソリが静止している状態から押しながらダッシュして加速します。2人の息を合わせるのが難しく、出場している選手が一度にタイミングを合わせるコンビネーションで力を発揮する事が求められる競技です。

パイロットは様々なコースを滑るための経験が必要となりますが、ブレーカーは氷上で短い距離を爆発的に早く加速できる人が求めれており、短期間で選手になる場合もあります。五輪前になるとスカウトやトライアウトで選手発掘され転向する選手もいます。海外でも陸上やアメフトから選ばれるアスリートもいます。

下町ボブスレー滑走ブスレーのコース

50mほどプッシュしたのち、ソリにサッとジャンプして素早く乗り込みます。パイロットは氷が張ってあるコースを舵を切りながらコース取りをして、ゴールまで操作します。時には転倒するリスクもあります。ブレーカーはソリを加速させたのち、空気抵抗が低くなるように頭をかがめる姿勢になり、ゴールを過ぎたらブレーキーを引き上げソリを止めることからブレーカーといわれています。

コース内でブレーキーをかけることはできません。ボブスレーのコースは世界各地の山間部にあります。約1,500mの長さで高低差は100m以上。コースによって様々なカーブが備えられており、選手の身体能力やパイロットの操作技術と共にソリの性能で攻略し、減速せず速く滑るかが勝負の鍵となります。